オーストラリアでは敷金の事をボンドと言います。入居の時にだいたい家賃の一ヶ月分くらいを払います。
だいたいの場合、壁に穴をあけたとか子供が落書きしたとかしない限り全額返ってきます。信じられませんが、オーストラリア人って結構壁に穴をあけるんですよ。タスマニアの家の時はぼこぼこになっていました。酔っぱらうと暴れるのが多いんですかね。
で、本題ですが、先週ゴールドコーストの家を引き払いました。
家を借りた時は、普通の不動産屋だったんです...が、出る2週間前にいきなり不動産屋が変わりました。家の持ち主が勝手に変えたんです。
これがよくなかった。
こいつら、まれに見る極悪不動産屋でした。
これ以上出来ないくらいきれいに掃除して返したのに、壁がきたないとか、芝刈りがなってないとか、なにかとケチをつけてくる。しかも、自分たちで掃除業者を呼ぶから、その料金は敷金から差し引くからと、一方的にメールしてきました。
ありえん...あれ以上どうやってもきれいには出来んぞ。
明らかに掃除を理由にお金をぼったくろうとしている。
日本人だからってなめられている...
しょうがない。RTAにまたお世話になるか...
RTAはこう言うトラブルを防ぐ、政府系の不動産屋監視機関で、正義の味方です。
クイーンズランド州では、ここが敷金を管理します。不動産屋ではありません。なので、正当な理由なしにはたとえ不動産屋と言えど、やらためったに手が出せないはずなんですがね。この不動産屋、チャレンジャーです。
で、散々もめた後に、RTAに言うぞ、と一言いいました。
とたん、奴らの態度が豹変。
妙になれなれしくフレンドリーになって、あげくの果てに、掃除なんて適当でいいのよ、なんて言い出す始末。
やっぱりぼったくろうとしてたんだ、、、このとき確信しました。
最後には、敷金は明日全額振り込むからって笑顔でバイバイ。
ん?ちょっと待て。
本来はRTAが持っている敷金をなぜお前らが持っている!!
ははーん、これがRTAにばれるのが怖かったんだな。
不動産屋が変わった時になにか小細工をしたらしい。だから、掃除代とかを不当にぼったくれると思ったんだな。
これで、こいつらのカラクリが読めました。
この政府の監視機構の事を知っていてよかったです。これから住むビクトリア州も同じような仕組みになっているので、安心と言えば安心です。
とりあえず敷金が全部返って来たら、次にどうするか考えます。
こう言う悪徳業者はゆるせん!!
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