タスマニアは、オーストラリアの南にある北海道よりふた周り程小さな島で、小さくてもりっぱな州です。うちの親なんか最近までタスマニア共和国と勘違いしていました。
大昔?にタスマニア物語という映画があったのご存知でしょうか?
薬師丸ひろ子が出ていたほのぼの映画です。ウォンバットがわざとらしく出て来たり、ダサいCGのタスマニアンタイガーが出てくる所はいかにも角川映画らしいんですが、まあ、僕らにとっては映画に出てくる景色が見覚えのある物ばかりだから、結構面白かったりもします。あーっこんなとこで撮ったんだー何て感じです。
なんと、その当時は日本からの直行便もあったと言う事です。
この映画、だいたいの有名な観光地は網羅しているので、これを見てもらえばだいたいこんな所か位はわかると思います。
しかし、言ってみればこれはほんの序の口。
幕内にも入れぬ、なんちゃってタスマニアなのです。
僕に言わせれば、タスマニアは奥地に入ってこそほんとの良さが分かる所です。
美しい雪山や、苔むしたレインフォレスト、誰もいない延々と続くビーチ、それにウォンバットなどの動物達。自分の足でしか行けない奥地に本当のタスマニアが存在します。
苦労して行った甲斐があったと、毎回思います、ほんとに。
うっすらと雪化粧のベンローマンド(Ben Lomond)国立公園
苔の美しいレインフォレスト
草原にたたずむカンガルーの親子
砂浜でひたすら穴を掘る(えさを獲っている)エキドナ
言わずも知れた我らがウォンバット
今は、仕事の都合でゴールドコーストに住んでいますが、ありがたい事に未だにタスマニアのクライアントからちょくちょくオーダーが入ってきます。荷物は本業の撮影機材より、キャンプ道具の方が多いので、明らかに本業がメインではないですね。
仕事を口実にタスマニアに通い続けていますが、いつ妻にばれるかびくびくしています。
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