Studio AQUA Photography

ブログ紹介
オーストラリア在住写真家、比企景一のブログです。
ここ、オーストラリアに来てすでに7年が過ぎました。現座活動中のウェディングフォトや自然写真(ネイチャーフォト)の撮影の様子を楽しいエピソードを交えてお話しできたらなと思っております。
さらに私、たき火とキャンプと山登りをこよなく愛する野生児でございます。オーストラリア、特にタスマニア州のナショナルパークには数え消えれない程訪れており、絶対に日本人が知らないようなレアな情報もこそっと喋っちゃおうかなと思っております。
また、オーストラリアの生活に密着したの生の暮らし情報も随時更新中!!ぜひ、お暇な時にお立ち寄りください。

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2011年4月30日土曜日

カトリック系教会でのトラブル

ウェディングの仕事で、しばしばカトリック系の教会でセレモニーを行うクライアントがいます。実はこのカトリック系の教会、フォトグラファー泣かせなんです。

とりあえず、カトリック系の教会とはどういったものでしょうか?

カトリックとは、キリスト教の中でも歴史が古く、非常に伝統を重んじる宗派です。スデンドグラスがきれいな、歴史が古く重厚な教会を思い浮かべてもらえばいいと思います。オーストラリアではどこの町にも最低1つはあります。通常の結婚式場とは違い、信者でなければ結婚式を受け付けない場合が多い様です。

基本的に外部の人間を入れたくないというのが教会の本音のようです。特に写真屋さんなんかは入れたくないんでしょう。態度で分かります。
かと言って、カップルが写真を望むので仕方なく入れるという感じです。


で、何が起こるか?


たいていの場合、撮影場所の制限が施されます。
フォトグラファーにはここからここまでの範囲しか立ち入りを許可しないと厳しく言ってきます。具体的には、後ろの観客席からしかとれない場合が多く、ひどい時にはいすに座って1カットのみ何て言うのもありました。フラッシュなんかもちろんNGです。

まあ、彼らにとっては絶対に譲れない部分もあるのでしょう。

しかし、こちらも高い料金を受け取っている以上、きちっとした物を納品する義務があるわけで、そこにジレンマが発生します。

僕の結婚式の撮影では、なるべくその時の生の瞬間を残してあげたいと思っております。
このカトリック系教会の場合は、苦肉の策として、セレモニーの後にクライアントの方にもう一度教会に入ってもらい、近寄れなかった残りの写真を撮らせてもらっています。

教会には勝てません。。。

つい2週間程前にカトリック系教会でやりましたが、非常に大変でした。この時はセレモニーの後で撮影するのにも嫌な顔をされました。

クライアントにはいい物を残してあげたいとがんばっているだけなのにね。

教会にはもう少し、クライアントの立場で物を考えてもらいたいものです。

2011年4月28日木曜日

バックアップカメラ変更

最近のプロ用デジタルカメラは暗視カメラに近くなって来ています。

メインカメラとして、ニコンの最新式フラッグシップのD3と言うデジタル一眼を使っているんですが、薄暗い教会内でのウェディングセレモニーでも、フラッシュに頼る事なく撮影できるようになりました。

やっぱりフラッシュなんかに頼るよりも現場のいい雰囲気も撮影できるんです。



問題は2台目。バックアップとして、骨董品に近いD70という古いデジタルカメラを使って来ましたが、さすがに古くなってきました。

しかしこのカメラ、天気のいい日の風景など、つぼにはまると非常にいい絵を吐き出し、最新式のデジタルで撮った写真よりも色がいいんですが、薄暗い教会などはほぼ無力。フラッシュなしには撮影ができません。

このD70、残念ながら現場の要求に応えられなくなってきました。


という訳で、デジカメを一台追加する事になりました。

D700と言う機種で、画像の性能はほぼD3と同等。
バックアップとしては申し分ないです。

現在基本動作のテスト中で、デビューは来週末のウェディングです。

2011年4月23日土曜日

代替エネルギー

オーストラリアのジュリア・ギラード首相が日本を訪問し、その席で、オーストラリアは今後も電力源に原発を選択する事はないと公言したそうだ。

この選択には拍手したいです。

さて、日本。
原発なしでやって行くのは本当に無理なのだろうか?
日本には有力な自然エネルギーがあるのを忘れていないだろうか?


例えば、火山。


地熱発電ってどうなんでしょう。
エネルギー源はタダだし、二酸化炭素も出しません。


建設コストがかさんで電気代は高くなるし、火山が国立公園にあるから地権の問題で建設が難しいなんて言う人もいるが、そんなこと言ってる場合じゃないとおもうんですが。。。


原発事故で白血病やガンになって死ぬよりマシである。



コスト、地権の問題は、その気になれば絶対に解決できると思う。
それしか選択肢がないなら、電気代が上がっても納得できるし、国立公園に発電所ができても自然環境との折り合いがつく解決策がきっと見つかるだろう。



本気で取り組まないから解決できないのだと思う。



もっと未来を考えよう。



原発の廃棄物は1万年も保存しなければいけない。いわば、子孫に残す負の遺産である。
きっと、子孫達からは今の選択を恨まれることだろう。



日本はエネルギー問題を真剣に考える時期に来ています。



日本がクリーンエネルギーの国になったら、世界中に自慢できるすばらしい国になると思います。

2011年4月21日木曜日

メルボルンの温泉

日本から親が孫を見に(僕ではない)はるばるやって来きました。

どこか行く所は無いかと探していた所、友達からメルボルンの近くのモーニントン半島という所に、温泉があるとの情報を入手。

そういう訳で、さっそく行ってきました。

どうせ、オーストラリアのなんちゃって温泉。ぬる〜い温水プールみたいなもんだろとぜんぜん期待もしていなかったのですが。。。



なんと!!



日本の温泉とそうかわらんじゃないですか!!



温度も完璧

露天風呂も完璧

ついでに日本でおなじみの湯気三本の温泉印までいっしょ。。。


オーストラリアなので水着着用のものの、その他は道の駅によくある露天風呂を変わりません。施設には露天風呂がたくさんあって、温度ごとに分かれています。
なかには42℃なんて、日本人にはちょーうれしいお風呂もありました。


家のチビ達も大喜び、3年ぶりにゆっくりと湯につかりました。


いや〜メルボルンに来てよかった。


あっ、それから体を洗う場所はありませんでしたのでご注意を。

2011年4月12日火曜日

ブリスベン強行出張 - 赤ちゃん撮影

ご無沙汰しておりました。

この2週間、殺人スケジュールで、タスマニア出張、ブリスベン出張とブログを書く暇がありませんでした。いや〜、飛行機って疲れますね。出来れば避けたいんですが、オファーがあると断りきれない性格なので、ついつい受けてしまうんですよね。

特に今回のブリスベンは日帰り強行日程でかなりキツかったです。
メルボルンの自宅を朝4時半に出発→ブリスベンで仕事→メルボルンの自宅に帰宅。家に帰ったのは夜の11時半!!

このクライアント、実は去年の5月にウェディングをやったお客さんです。
赤ちゃんが生まれたので是非撮ってほしいとご指名でした。飛行機代まで出して頂いて、いや〜ありがたい事です。こんなお客さんのためならと、思い荷物を引きずって、強行日程でもなんのそのと行ってきました。

で、結果がこれです。



照明がなかなかうまく行かなかったので、これで喜んでもらえれば嬉んですが。。。

生まれてまだ2週間です。なかなかすでにやんちゃでしたが、超かわいかったですよ。

でも、こう言うお客さんがいると、俄然、やる気がみなぎってきますね。