今、カンタス航空がまともに飛んでいない。
原因は、各地の空港でのカンタス職員によるストに次ぐスト。
その度にフライトスケジュールに遅延やキャンセルが発生し、空港は混乱状態である。
これは、カンタスCEOの1000人切りリストラ発表に事の発端があるようであるが、その後、カンタスCEOの年収が日本円で数十億何て言うのが発覚してしまったので、労働組合は怒り沸騰したという経緯がある。このストは当分収まる気配がない。
ところで、最近の各会社のCEOの給料だが、どう考えても高すぎると思う。
数十億円何てざらで、自分は強欲に給料を取ってるくせに、その一方で人員をリストラを推進する。まあ、言ってみればリストラの報酬みたいなもんだ。
その高給はどこへ行くかというと、土地や家などの投資だろう。
この10年でオーストラリアの家の値段は信じられないくらい高くなった。
家の値段なんかは郊外のぼろい家でも日本円で5000万なんて当たり前、家賃もぼろぼろの家でも月に$1500以上、日本円で12万以上は簡単に超える。ちょっとまともな家だと20万は軽くする。給料の50%以上が家のローンや家賃と言う人も多いだろう。
こう言った状況に苦しめられつつ、リストラの恐怖にあい、しかもその一方のCEOは信じられないくらいの高給だ。怒らない方が不思議である。
一部の金持ちの、貧乏人を苦しめるスパイラルがここに存在する。
カンタスの乱を発端に、今後オーストラリア全土にこう言ったスト運動が広まるのではないか。
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